日中韓の握手は「衝撃的」、米議員の発言に韓国ネット「米国は信用ならない」「日中韓が団結すれば…」
記事によると、米民主党のブライアン・シャーツ上院議員は4日、トランプ大統領の関税政策を批判する中で、先月30日に開催された日中韓経済貿易相会合で3者が握手を交わした場面に言及した。
シャーツ議員は「数年ぶりに中国、日本、韓国がトランプ政権への対応として、3カ国間の自由貿易への協力の可能性について話し合った」とし、3カ国の閣僚が握手を交わしたことは「最も衝撃的な場面」の一つだと述べた。また、中央に立っていた韓国の安徳根(アン・ドククン)産業通商資源部長官が腕を交差させて日中の閣僚と同時に握手する様子を再現してみせ、「日中韓3カ国が米国に対抗して団結していることを示している」と強調した。
さらに、シャーツ議員は「トランプ政権が世界を団結させているのは事実」とし、「問題なのは、その団結が米国に対抗する形で起こっているということ」と皮肉交じりに述べたという。
トランプ大統領による相互関税の発表を控えた先月30日にソウルで約5年ぶりに開かれた日中韓経済貿易相会合は、3カ国による包括的かつ高度な自由貿易協定(FTA)の推進に向けて緊密に協力することで合意した。
この記事を見た韓国のネットユーザーからは「トランプ政権が最も親しい友好国である韓国に25%の関税をかけたことが一番の衝撃だよ。米国は裏切り者集団」「トランプ大統領が今回教えてくれた。絶対に米国を信じるなと」「トランプ大統領の米国は仲間はずれにしないと」「韓国もいい加減分裂するのをやめて、内需経済を立て直そう」「中国が嫌いでも、国益のためにやるべきことはやらないと。米国は信用ならないから、適度な距離を保つべき。日本も嫌いだけど、必要に応じて協力はできる」「日中韓が団結すれば米国に勝てる」などの声が上がっている。(翻訳・編集/堂本)
